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世界の既存メディアが震えてる

NHK BSの「メディア地殻変動」という番組を観て、TBSに入ったときとエスクァイアから転職するときに強く感じた、メディア激変の予感が現実のものとなりはじめ、遂にそれが予想を一気に追い越し始めた。
TBSの時は、直前に起きたニューズコーポレーションとソフトバンクによるテレ朝買収交渉劇(朝日新聞の救済で事なきを得る)に、日本の民放局をはじめとしたメディアに対する他分野からの買収圧力が起こり始める事を予見。
当時思っていたのは、テレビ局の番組コンテンツって、数多くの知性と膨大な労力と制作費を掛けて創られるのに、ほぼ1回の放送でしか利用されない。(もちろん再放送もあることはあるが。。。)
そんな勿体ないことがあるか!って思っていた。
だから、多媒体との連携や番組イベントの開催、商品紹介やオリジナル商品の開発、そしてショッピング連動など様々に放送と連動した機能を持たせる事によって、放送価値の最大化が図れるはずだと考えた。いや、早いうちにそうしなければネットや携帯電話という新しいインフラが台頭してきて、「テレビなどと言う至って固定的な画面インフラは、これからのライフスタイルに合わずパワーシフトが起こるに違いない。でも良質なコンテンツ生産能力は大変重要だから、その生産系を持つ放送局を、それを見越した海外の新興メディアが買収に来る!」と思ったのである。
しかしまさか、買収に名乗りを上げる新興メディアが、国内のしかもああいった会社になるとは想像できなかった。

 そして今や、ネット文化は日進月歩の一途を辿り、その生態系はみるみるうちに進化・変化していき、気がつくとようやく理解したコミュニケーション作法を遙かに超える領域で、情報交換が世界的に毎秒単位で行われている。それはテキストのみならず、音声・画像・映像など、データの種類や重さなども徐々に関係なくやりとりされる。

 このスピードで交換される情報量もさることながら、重要なポイントはメディアの世界でもプロダクトアウト時代からマーケットアウトの時代へ移行しているという事だと思う。つまりユーザが複数人で画面に釘付けになる状態から、個で観るものを選べる時代になったのである。いやむしろ、広告を含めて押し寄せる夥しい数の情報を、観る側がその時間アクセスされることを「許諾」するような関係性に変わっていく事になり始めていると思う。

 この本質的な変化に関係者は気付いているだろうか? インフラや機器の違いは表面的なものでしか無い。
(ハチムラダイスケ)
(後編に続く)

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