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未来の医療を想像する?「CAS」という画期的な冷凍技術

 最近、録画していた番組が溜まっていたので一気に観たのだが、その中に画期的な「冷凍新技術」としてカンブリア宮殿に取り上げられた,「CAS」(Cells Alive System=細胞が生きたまま冷凍できるシステム)が医療の未来を切り拓く技術として印象に残った。以前にも「ガイアの夜明け」で観た記憶があるが、マグロの刺身の味比べをしていただけで、医療活用には言及されていなかったと思う。(自分の発想力もまだまだだな。。。)

 今回の番組では医療転用の一例として,「臓器保存技術」への可能性を医薬基盤研究所にて実験が行われていることを紹介していた。猿の卵巣を一旦取り出してCAS冷凍し、また元に戻しても成城に働くことを確認した、というのだ。
 つまり、これは「がん」と生殖能力に関係する。ガンになると多かれ少なかれ抗癌剤を投与される事になる。抗癌剤は,細胞分裂が活発な細胞から攻撃し始める。細胞は分裂して常に新鮮な細胞が体を保ち、古い細胞は死んで体外に排出されるのだが,ガン細胞はいわば不死細胞で,増殖だけを繰り返す(だから転移して切除しても取り残しがあれば,また増殖を繰り返す)。抗癌剤はこの悪性な細胞に効く前に,良質な細胞(新鮮な生殖細胞に働きかける)をも攻撃してしまうという。(これが副作用の源泉?)

 そこでCAS冷凍の登場だ!動物実験の様にできれば、ヒトのガン患者の卵巣を取り出してCAS冷凍しておき、ガン細胞を攻撃する。卵巣は取り出して避難させてあるので,抗癌剤は正常な卵巣に影響しない。これで,ガンを取り除いてから卵巣を患者の体に戻すと、抗癌剤の副作用の心配がなくなるというのだ。これはスゴイことだ!
まるで、タイムマシン!

 ちょと心配なのは,これで何でも冷凍するようになって、仕舞いには人間そのものも冷凍保存するようになって,神の領域を侵すことにならないか?ということ。(遂にSF映画での空想が実現してしまう)
 例えば時の権力者や金持ちが冷凍保存してもらい、病気の治療法が確立したら解凍して治療を受け、蘇る。なんてことも可能になるかもしれない。

 因みに、家庭用冷蔵庫に応用しているものは無いか調べたら、似たような技術ですが「瞬冷凍」というネーミングで三菱電機から商品化されていました。でもこれはCASの様に磁場を発生させてはいないようです。ABIの商品を見る限り、小型化は難しいのかな?
過程でも使えるようになったら、本当に画期的ですね。



■冷凍新技術
■ABI(CASシステムを開発した会社)

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