「光の道」構想は日本の未来とメディア解放への路(みち)
先日4/23の孫・三木谷両社長による「光の道」構想発表講演、行きたかったー!
USTREAMでジックリ観れたので良かったが(改めてスゴイ時代になったモノだ)、見逃していたらえらい機会損失だった。
この孫社長の行動、一種の政治活動だと思う。
この国の未来を憂い、現状の各種阻害要因に漂う諦めや停滞ムード一色の国民を勇気づけるような講演は、もはや一企業の枠を超えたのではないだろうか。。。
まだ観られていない方は、先ずはぜひ観て頂きたい。
そして、この「演説」を観ての個人的な感想を。
1:光インフラに即刻変えるべし
2:メタル線を光ファイバーに変える工事の際、地下埋設にして日本の空を取り戻すべし
3:その埋設工事費は不要になったメタル線の再利用や再販で負担すべし(銅線価格高騰中)

4:無線環境になった以降のサービス提案をさらに加速すべし
5:義務教育の教科書データは、国民全てに無料解放すべし(過去データ及び更新含む)
6:政府や行政の白書系書籍データも無償公開すべし
7:自治体インフラ機能をタブレット対応にすべし
8:自分のカルテ情報は個人へ帰属する法整備を即刻行うべし(約15年前から自説提唱)
(八村 大輔)
USTREAMでジックリ観れたので良かったが(改めてスゴイ時代になったモノだ)、見逃していたらえらい機会損失だった。
この孫社長の行動、一種の政治活動だと思う。
この国の未来を憂い、現状の各種阻害要因に漂う諦めや停滞ムード一色の国民を勇気づけるような講演は、もはや一企業の枠を超えたのではないだろうか。。。
まだ観られていない方は、先ずはぜひ観て頂きたい。
そして、この「演説」を観ての個人的な感想を。
1:光インフラに即刻変えるべし
2:メタル線を光ファイバーに変える工事の際、地下埋設にして日本の空を取り戻すべし
3:その埋設工事費は不要になったメタル線の再利用や再販で負担すべし(銅線価格高騰中)

4:無線環境になった以降のサービス提案をさらに加速すべし
5:義務教育の教科書データは、国民全てに無料解放すべし(過去データ及び更新含む)
6:政府や行政の白書系書籍データも無償公開すべし
7:自治体インフラ機能をタブレット対応にすべし
8:自分のカルテ情報は個人へ帰属する法整備を即刻行うべし(約15年前から自説提唱)
(八村 大輔)
激震メディアの追記
近年のマスメディアの象徴であるTV。
そういえば、一昔前のラジオな存在に近くなりつつある感じがする。
もちろん、番組によって印象は異なると断ってはおくが、ライフスタイルの中での「価値」としては、何かこう「古く」「シニア向け」で「ワクワクしない」感じ、がする。
大きさの違いこそあれ、画面であることはPCや携帯と変わらないわけだから、やはり産出されるサービスとしてのコンテンツの魅力の違いだろう。
放送局から有能なクリエイターが大挙して居なくなって久しいと言われているが、ここへ来てその層を繋ぎ止められなかったツケが廻ってくる。
(ハチムラダイスケ)
そういえば、一昔前のラジオな存在に近くなりつつある感じがする。
もちろん、番組によって印象は異なると断ってはおくが、ライフスタイルの中での「価値」としては、何かこう「古く」「シニア向け」で「ワクワクしない」感じ、がする。
大きさの違いこそあれ、画面であることはPCや携帯と変わらないわけだから、やはり産出されるサービスとしてのコンテンツの魅力の違いだろう。
放送局から有能なクリエイターが大挙して居なくなって久しいと言われているが、ここへ来てその層を繋ぎ止められなかったツケが廻ってくる。
(ハチムラダイスケ)
ただいまNHKで「激震マスメディア」を放送中
先ほどのエントリーに引き続き、関連番組がただいまOA中です。
この生討論を見ていても、やはり違和感があるのは既存メディアとネットメディアを対立軸で捉えるスタンス。
どうしても追われる立場の既存産業は、新興勢力を子供扱いし否定するが、それは恐怖の裏返しなのだと思う。
ディフェンシブになればなるほど、巨大メディアは追い込まれるのだろう。
治外法権的に思われていたメディア業界も、遂に変化の波が来ているのは確かなようだ。
(ハチムラダイスケ)
この生討論を見ていても、やはり違和感があるのは既存メディアとネットメディアを対立軸で捉えるスタンス。
どうしても追われる立場の既存産業は、新興勢力を子供扱いし否定するが、それは恐怖の裏返しなのだと思う。
ディフェンシブになればなるほど、巨大メディアは追い込まれるのだろう。
治外法権的に思われていたメディア業界も、遂に変化の波が来ているのは確かなようだ。
(ハチムラダイスケ)
世界の既存メディアが震えてる
NHK BSの「メディア地殻変動」という番組を観て、TBSに入ったときとエスクァイアから転職するときに強く感じた、メディア激変の予感が現実のものとなりはじめ、遂にそれが予想を一気に追い越し始めた。
TBSの時は、直前に起きたニューズコーポレーションとソフトバンクによるテレ朝買収交渉劇(朝日新聞の救済で事なきを得る)に、日本の民放局をはじめとしたメディアに対する他分野からの買収圧力が起こり始める事を予見。
当時思っていたのは、テレビ局の番組コンテンツって、数多くの知性と膨大な労力と制作費を掛けて創られるのに、ほぼ1回の放送でしか利用されない。(もちろん再放送もあることはあるが。。。)
そんな勿体ないことがあるか!って思っていた。
だから、多媒体との連携や番組イベントの開催、商品紹介やオリジナル商品の開発、そしてショッピング連動など様々に放送と連動した機能を持たせる事によって、放送価値の最大化が図れるはずだと考えた。いや、早いうちにそうしなければネットや携帯電話という新しいインフラが台頭してきて、「テレビなどと言う至って固定的な画面インフラは、これからのライフスタイルに合わずパワーシフトが起こるに違いない。でも良質なコンテンツ生産能力は大変重要だから、その生産系を持つ放送局を、それを見越した海外の新興メディアが買収に来る!」と思ったのである。
しかしまさか、買収に名乗りを上げる新興メディアが、国内のしかもああいった会社になるとは想像できなかった。
そして今や、ネット文化は日進月歩の一途を辿り、その生態系はみるみるうちに進化・変化していき、気がつくとようやく理解したコミュニケーション作法を遙かに超える領域で、情報交換が世界的に毎秒単位で行われている。それはテキストのみならず、音声・画像・映像など、データの種類や重さなども徐々に関係なくやりとりされる。
このスピードで交換される情報量もさることながら、重要なポイントはメディアの世界でもプロダクトアウト時代からマーケットアウトの時代へ移行しているという事だと思う。つまりユーザが複数人で画面に釘付けになる状態から、個で観るものを選べる時代になったのである。いやむしろ、広告を含めて押し寄せる夥しい数の情報を、観る側がその時間アクセスされることを「許諾」するような関係性に変わっていく事になり始めていると思う。
この本質的な変化に関係者は気付いているだろうか? インフラや機器の違いは表面的なものでしか無い。
(ハチムラダイスケ)
(後編に続く)
TBSの時は、直前に起きたニューズコーポレーションとソフトバンクによるテレ朝買収交渉劇(朝日新聞の救済で事なきを得る)に、日本の民放局をはじめとしたメディアに対する他分野からの買収圧力が起こり始める事を予見。
当時思っていたのは、テレビ局の番組コンテンツって、数多くの知性と膨大な労力と制作費を掛けて創られるのに、ほぼ1回の放送でしか利用されない。(もちろん再放送もあることはあるが。。。)
そんな勿体ないことがあるか!って思っていた。
だから、多媒体との連携や番組イベントの開催、商品紹介やオリジナル商品の開発、そしてショッピング連動など様々に放送と連動した機能を持たせる事によって、放送価値の最大化が図れるはずだと考えた。いや、早いうちにそうしなければネットや携帯電話という新しいインフラが台頭してきて、「テレビなどと言う至って固定的な画面インフラは、これからのライフスタイルに合わずパワーシフトが起こるに違いない。でも良質なコンテンツ生産能力は大変重要だから、その生産系を持つ放送局を、それを見越した海外の新興メディアが買収に来る!」と思ったのである。
しかしまさか、買収に名乗りを上げる新興メディアが、国内のしかもああいった会社になるとは想像できなかった。
そして今や、ネット文化は日進月歩の一途を辿り、その生態系はみるみるうちに進化・変化していき、気がつくとようやく理解したコミュニケーション作法を遙かに超える領域で、情報交換が世界的に毎秒単位で行われている。それはテキストのみならず、音声・画像・映像など、データの種類や重さなども徐々に関係なくやりとりされる。
このスピードで交換される情報量もさることながら、重要なポイントはメディアの世界でもプロダクトアウト時代からマーケットアウトの時代へ移行しているという事だと思う。つまりユーザが複数人で画面に釘付けになる状態から、個で観るものを選べる時代になったのである。いやむしろ、広告を含めて押し寄せる夥しい数の情報を、観る側がその時間アクセスされることを「許諾」するような関係性に変わっていく事になり始めていると思う。
この本質的な変化に関係者は気付いているだろうか? インフラや機器の違いは表面的なものでしか無い。
(ハチムラダイスケ)
(後編に続く)